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清原なつの『花岡ちゃんの夏休み』


花岡ちゃんの夏休み (ハヤカワコミック文庫 (JA840))花岡ちゃんの夏休み (ハヤカワコミック文庫 (JA840))
(2006/03)
清原 なつの

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読書家の女性 花岡数子と、一見アホだけど「悪魔のように頭の切れる」ハゲの箕島の出会いの話『花岡ちゃんの夏休み』を含む七篇からなる短編連作集。少女漫画です。

収録されているのは、三十年以上前に「りぼん」に描かれた話。当時の りぼん風の絵柄で、今となっては少々(おっさんには)きついですね。人物の書き分けも出来てないし、ストーリィも典型的な恋愛少女漫画ですし。
ただ、妙なベタベタさが少なくて、ちょっとクールなところが、この作者の魅力です。
ノー天気に男を追いかける美人の友人に、主人公が、
「何か悩みはないの?どうして人類はこの地球に存在するのか?とか」
なんて、皮肉と自己満足を込めて言い放ったところ、
「その問いに答えはないわ。何のために生きるか課題が与えられていたら、あなたはその通りに生きるつもりなの?」
と切り返されるなんて、見事で素敵です。
この割り切り方は、作者が理系だからでしょうか。なんて書くのは理系の身贔屓です。

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