『アンネの日記』破損の報道

あちこちで起こっている『アンネの日記』の破損事件について、テレビニュースで舛添都知事のインタビューが流れる。
曰く「ユダヤ人迫害やホロコーストを容認することは絶対許せない」「歴史を歪曲するようなことは許せない」

??何か違う気が。
「ユダヤ人迫害やホロコーストを許さない」から「『アンネの日記』を破損すること」を許さない、というのは変でしょう?
じゃあ例えば、アドルフ・ヒトラーの書いた『わが闘争』が破損されることは許されるの?

『アンネの日記』だろうと『わが闘争』だろうと、本を破損することは、その思想を読めなくしてしまうこと、つまり言論の自由に敵対する行為で、そこを非難すべきでは?と思ったわけです。

ところが、

そんなことを思ってニュースサイトを調べてみると、全然違う様相が。
例えば、
【アンネの日記被害】舛添知事、「言論の自由に対する重大な挑戦」と非難 - MSN産経ニュース

ニュースサイトはすぐに記事が消えてしまうので、要旨を書き出すと、
“「言論の自由に対する重大な挑戦だ。早く犯人を逮捕して、二度と起きないようきちんと処分してもらいたい」と厳しく非難……(中略)……「ユダヤ民族に対する差別やホロコーストを容認することは絶対に許せない」とも述べた。"
ということで、
舛添知事はまず「言論の自由」、次に「差別・ホロコースト」について言った、というわけ。
ところがテレビニュースでは「言論の自由」の部分は見事にスルー、追加部分だったはずの「差別・ホロコースト」だけをピックアップしている。

まぁ、これだけではニュースサイトとテレビニュースで、どっちが会見の主旨を捉えていたかは判りません。

判りませんが、「ホロコースト(大虐殺)」「歴史の歪曲」と単語が並ぶと、なーんか、何かを連想させるわけです。
もしそこまで意図してテレビニュースを編集しているとしたら、空恐ろしいことだな、と思う。

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