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高嶋哲夫『メルトダウン』

メルトダウン (講談社文庫)メルトダウン (講談社文庫)
(2008/12/12)
高嶋 哲夫

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老いて死期の迫った核物理学者が、自分の生きた証として、原子爆弾の開発手記をカリフォルニアの地方新聞の記者に寄せる。軍事機密を理由にした政府の中止要請に抗して手記の掲載を決意する記者。報道の自由の問題も絡んで、全米中が注目することに。
同じ頃、ワシントンDCの治安の悪い地区で大統領補佐官が「不名誉な形で」死んでいるところが発見される。個人的にその補佐官を知っていた記者はその死に疑問を持ち、調べていくことに。
一見無関係な、米国大陸の西と東で起こった二つの出来事がやがて……というお話。

楽しめました。
作者は原子力の専門家のためか、核物理学者の部分は何かいかにもいそうな感じ。
FBIの下品さはいまいち。いくら容疑者相手でもこんなことはしないだろう、という気が。
動機の部分は、うーん、まぁ許せる範囲だとは思うのですが、曖昧といえば曖昧か。

タイトルはどうなんでしょう。話とはあまり関係ないような。
時節柄、本屋で原発のコーナーに置いてあったのも見ましたが、原発は全く出てきません。
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