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「飲用にすれば全く問題ない」

フランスへ空輸された静岡県産乾燥茶葉から、EUの規制値の二倍以上の1038ベクレルの放射性セシウムが検出されたのに対して、静岡県知事がコメント。

「飲用にする場合、放射性物質は基準値以下になることが県の調査で分かっており、静岡の茶は安全だということを改めて強調したい」

あーあ、言っちまったよ。
この人、全く分かっているとは思えない。

安全か安全でないか決めるのは輸入する側だ。輸出するあなたの側ではない。チェルノブイリの教訓から、EUには放射能規制値が色々決まっている。それに対して上記のようなコメントをしてどう思われるか分かっているんだろうか?
例えば数年前、中国製餃子が問題になったとき、中国側は主張しましたよ「中国では普通に餃子をたべている。だから日本人も気にせず食べろ」。そんな主張を「こいつ何言ってんだ」「そんなこと言う前に、変な物 出さないようにしろ」と冷ややかに見ていた日本人は多かったでしょう。おかげで、本場の中国製餃子を含めて食料品は軒並み激減ということになりました。
つまり「行政のトップがこんな意識なら、今後お茶に限らず、どんな物が来るかわからないぞ」と思われただけ。こんなコメントは火に油を注いただけで、百害あって一利なし。

最近のEUでのO-104による食中毒では「スペイン産もやし」説が流れるや否や、EU中の野菜が売れなくなりました。まして遠くの日本など一把一絡げ。よっぽどの日本通でなければ、フランスの人に東京も静岡も福島も関係有りません。
農産物だけでなく工業製品の放射能測定も再開するかも。あまり報道されませんでしたが、一時期、福島と何の関係もない工業製品でも、一部の国では輸入時に放射能測定が行われ物流が滞りました。外務省が各国と交渉して早々にやめてもらいましたけど。

政治家の発言、まして行政の長の発言は、私がブログで書き散らすのとは訳が違うんだけど、意識ないんだろうな。全く迷惑な話。
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