西村健『ビンゴ』


ビンゴ (講談社文庫)ビンゴ (講談社文庫)
(2001/01/17)
西村 健

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新宿ゴールデン街の飲み屋の我がままマスター小田健。副業の何でも屋をやるうちに、区長とやくざと建設会社の陰謀に巻き込まれて……というお話。
飲み屋のおやじが、拳銃は撃つ、軽機関銃は撃つ、バズーカ砲は撃つ、って、いくら元警官、いくらやくざに混じって北朝鮮で射撃訓練をやっていても、やり過ぎでしょう(ちなみに、1996年の作品なので、北朝鮮に対するイメージは今とはずいぶん違います)。
しかも、いくら相手はチンピラとは言え、いくら人質奪回のためとはいえ、最初から皆殺し覚悟で乗り込んで、躊躇いなくバンバン撃ってもねぇ……撃ち殺した死体が山と見つかっても、マスターの犯行はバレずお咎めなしって、あなた、日本の警察の能力を莫迦にしてますから。
新宿区長の陰謀というのがまた凄い。ショッカー並みです。今時ショッカーだって世界征服は目指さないぞ。

というわけで、リアリティはゼロです。そんなもの求めてはいけません。
マクレーン刑事でも眺めるように、縦横無尽に走り回るオダケンを読んでスカッと出来る方は、どうぞ、というお話です。
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