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インタビュー

(もしかして、以下の内容を「不謹慎」と思う方がいるかもしれません。全くそんなつもりはないのですが、そんな方にはごめんなさい)

いつの頃からか、テレビニュースは原稿を読むだけではなく、その場で拾った声を合間に流すようになりました。紅葉の名所が見頃を迎えた話題で、そこに来ている おばちゃんの「綺麗ねぇ」のインタビューを流す、という具合。

実は本当は大半が落葉していたとしても、綺麗と言うだけなら、まぁ罪の無いお約束と思うくらいの度量の広さはあるつもりなのですが、
どうも鼻に付いてだめなのが、子供のインタビュー。例えば「親子で科学に親しむ理科実験教室」の取材で、何のためらいもなくハキハキと滑らかに「科学に親しめてよかったです」と子供が答えちゃうような奴。
どこの世界に「科学に親しめてよかった」と心から思う子供がいる?え?ここにいるって?をいをい、本気ですかい?
親がセリフを言わせているんでしょう?その親の程度が透けて見えてしまうのが、なんとも気持ちの悪いところ。そんなに見栄張って子供に賢ぶらせてどうするんだろう。「たのしかったぁー」でも「つまらなかったぁー」でも好きに言わせればいいじゃない。まぁ「つまらなかったぁー」だとボツでしょうけど。

そんな中、最近、子供のインタビューでもいいなぁと思ったのが、奄美大島の水害のニュース。
孤立して家に帰れず親からも離されて一人になってしまった子供が、緊張しながらも、たどたどしくも、洒落た言葉も使えないけど、一生懸命言葉を選びながら答えている。そんな子供にインタビューすることが報道と言えるのか?というマスコミの是非はともかくとして、答えている子供たちの言葉は、いいな、と思える。
親に言われて大人が話すようなことを答えたところで、所詮言わされている段階で幼稚なわけで、自分の頭で考えて言葉を駆使することが大人へ近づくことなのでしょう。

実は、特に親から何か強要されたわけではありませんが、私自身は自分の気持ちより「こう答えた方が大人の受けがいいだろうな」と思いながら言葉を選ぶような、嫌な子供でした。
だから、もしかしたら、これって同族嫌悪なのかもしれません。
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